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【コラム】日本の出世意欲はアジア最低!?

ソース元
日本は出世意欲が最低、断トツで自己研鑽していない国に【アジア太平洋14か国調査】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000000-sh_mon-bus_all

Yahooニュースにて上記の様な記事が上がっていました。

普段、タイにいますがよく海外に住んでいる日本人の方が言うのは、「海外にいるからこそ日本を客観的に見る事が出来る」という事です。

確かに日本のGDPなどを見ても、経済大国とは言えますがそれは今までの功績という貯金があるからこそでしょう。

これから少子高齢が進む日本社会において、人の成長は重要な課題です。

そんな中、パーソル総合研究所は、日本を含むアジア太平洋地域(APAC)14の国・地域における就業実態・成長意識についてインターネット調査を実施しました。

「上昇志向」について、現在、非管理職である人に聞いたところ、日本は管理職になりたい人の割合が21.4%で、14の国・地域で最も低かったとでました。
逆に言えば、日本では積極的な管理職志向がない人は78.6%にものぼる。

今はYouTubeやe-sportsなど、様々な業種も出ており特に出世に対する意欲よりも違う働き方を望んでいる人が多いのではないでしょうか。

「起業・独立志向」に関しては、日本の起業・独立志向は「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計が15.5%で最も低くなっています。
一方、タイ、インドネシア、インドでは50%を超え、中国、フィリピン、マレーシア、ベトナムで40%を超えています。

起業が良い、悪いではなく思考の違いを感じ取る必要があるかと思います。

東南アジア諸国の人々は、確かに独立心が強く感じられますね。

「自己研鑽」については正直驚きました。

勤務先以外での学習や自己啓発について、日本は「特に何も行っていない」が46.3%で、14の国・地域で最も高くなっているとのことです。

2位のオーストラリアと比べて24.8ポイントも差があり、断トツで自己研鑽していない国とのこと。

働く業種や業界、働き方などはそれぞれ得意不得意などがありますし、どれが正しいとはいえません。

しかし、この自己研鑽には正直驚かされました。

向上心、成長意欲を感じないもしくは変わらないことを望んでいる人が日本には多いのかもしれません。

日本の人達が思っている以上に東南アジアの経済が伸びている今。

これからの日本は教育が鍵になるかもしれません。

医療従事者においては、専門分野だけでなくそれ以外の面でも幅広い知識などを身に付ける必要がありそうです。

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