スクワットはキングオブトレーニングと言われています。
その理由は下半身をメインに沢山の筋肉を使う為、ダイエットはもちろんの事、アスリートのトレーニングやリハビリ等にも使われます。
場所も選ばず行えるので、手軽に行えるのもメリットの一つです。
しかし、中には「脚が太くなってしまう」や「スクワットをしたら太くなってしまった」という声も聞きます。
そんな方は大抵やり方、フォームが間違っている事が多く見られます。
様々なダイエットトレーニング方法があり、一時的に流行しますが効果が無いとして人気が出ないトレーニングもあります。
その中で効果があるとして言われ続けているダイエット方法の一つなのが、スクワットです。
お腹の脂肪を燃焼させるために腹筋は有名ですが、実はこの腹筋よりも効率的に痩せられるのがスクワットです。
腹筋をすると当然お腹の筋肉を使うのですが、それだけでお腹が痩せるわけではありません。
実は腹筋を100回程度するのとスクワットを1回するのでは同じぐらいのエネルギー消費量と言われているので、スクワットはかなりの運動量になります。
今回はそんなダイエットに必要なトレーニングの王道、スクワットの効果と正しいやり方を書いています。
スクワットの効果とは?
スクワットは痩せられるとしてかなり人気のダイエットトレーニングの一つです。トレーニングを始めようとしている場合に一番知りたい部分が、どのくらいの効果があるかです。
このスクワットは、脚だけでなくお腹、あらゆる部分の筋肉に刺激を与える為、かなり効果的です。
スクワットはお尻や太ももなどの足の筋肉そしてお腹や腕、背筋などあらゆる部分の筋肉を使います。
姿勢を保つ為に全身と言っていいほど筋肉を使う運動になりますので、全体をまんべんなく痩せられるダイエット方法です。
ジョギング等の有酸素運動を行い脂肪燃焼するだけだと、痩せていても見た目があまり良くない場合もあります。
スクワットは筋トレとして用いられている運動ですので、筋肉がつき見た目も変わります。また筋肉量が多いひと程、基礎代謝が上がり痩せやすい体になります。
筋肉が無い人よりもある人ほうがスタイルの良い体型にすることが出来ます。
スクワットの正しいやり方
スクワットは正しい方法で行わないと怪我をしてしまったり、太ももだけ筋肉がついたりする事があります。スクワットをする人は、正しい方法をよく知ってから始めてください。
ここでは、スクワットの正しい方法をご紹介します。
- 足は肩幅程度に開くようにして、手は前にまっすぐ伸ばすよう(または頭に手を置く)にしましょう。
- ゆっくりと腰を落とすようにしてできれば、太ももが床と水平の状態まで落とすようにしてください。
- この状態を3秒程度キープするようにして、それからゆっくりと元の状態に戻すようにしましょう。
- これを15回程度を3セットするだけでスクワットトレーニングが出来ます。
ダイエットとなると毎日しなければと思う人もいますが、実はこのスクワットは毎日する必要がなく、2日から3日程度開けることがオススメです。
これは筋肉は休んだ時に成長する為、トレーニングを毎日すると逆効果になります。
毎日する場合は、スクワットをした次の日は腕立て等の上半身をするなどして工夫する事が必要です。
消費カロリーは?
運動をする事でどのくらいカロリーを消費できているのか気になる人が多いかと思います。
実はスクワットは1回で多くても0.5kcal程度です。
スクワット100回したとしても数分程度のジョギングをしているぐらいにしかカロリー消費をしてくれません。
しかし、スクワットは目的自体が違う為、カロリー消費が少なくても痩せる体を作ってくれます。
まずスクワットの目的としているのが下半身をメインに筋肉をつけるという事です。
脂肪燃焼もとても大事ですが、筋肉がつくのとつかないのとでは体型が全く違います。
筋肉をつけるようにして基礎代謝を高める事、スタイルを良くするのが最大の目的です。
スクワットとジョギング等の有酸素運動を組み合わせる事が効果的です。
理想の回数は?
スクワットをする場合、どのくらいの回数すれば良いのでしょうか。
スクワットダイエットで1日に必要としている回数は、50回程度です。
いきなり50回もするのはキツイと感じてしまうのですが、15回を3回程度でも構いません。1日かけて50回程度のスクワットをすることでダイエットに効果が現れます。
これ以上の回数も余裕でできるという場合でも、始めは50回程度しておくのがオススメです。
その代わり、ダンベル等重りを持つ事で負荷を上げる事も重要です。
そうしないと効果が現れませんので、慣れてきた場合は少しずつ負荷を上げるようにしてください。
トレーニングは正しく行わないと効果が出るどころか、体を壊してしまいます。まずはフォーム等を見直して、もしくは知っている人にフォームを指導してもらって行う事をオススメします。
スクワットのトレーニングを下記の動画で参考にしてください。